アラフィフからのスピリチュアルと漫画

「人生100年時代」ならあと50年以上生きられる!!子育てもほぼ終わったことだし、好きな漫画を読みながら死ぬまで楽しめることを探していこう!!

【漫画】『戦争は女の顔をしていない』1巻

漫画『戦争は女の顔をしていない』1巻を読みました(^^♪

 

「女」という生き物がさらに愛しくなる物語でした

 

 

このマンガの原作者はスベトラーナ・アレクシエーヴィチさんという女性です。

名前から想像できるように1991年にソビエト連邦から独立した、東欧のベラルーシ出身の方です。

 

書店で見かけた時

東欧とかソ連の戦争の話ってほとんど知らないなぁ・・・

と手に取りました。

 

ロクに帯も見ず読み始めたので、なかなかのインパクトでした!

 

狙撃兵やパイロットとして動員されていた女性がいた!! 

 

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漫画『戦争は女の顔を~』はスベトラーナさんが実際にインタビューした方々の証言を漫画化したもので、主人公は女性たちです。

 

たくさんの女性たちの戦時中(第二次世界大戦中の独ソ戦)の体験談なのですが、なんと

女性たちも最前線で戦っているんです!

日本でも「ひめゆり部隊」などが看護要員として戦線に動員されましたが、そうではなく

狙撃兵や戦闘機のパイロットとして!!

動員されていたのですΣ(゚Д゚)

 

そのため、肩書も「上級軍曹」とか「中尉」とかなんです💦

 

兵士たちの軍服を洗濯をするために集められた女性たちも「洗濯兵」と書かれているので、兵士なんでしょう。

今まで戦時中の女性たちに対しては「銃後の守り」というイメージを持っていたので、女性が男性とほぼ同等に戦争に参加していた国があったことに、本当に驚きました。

 

映画『スターリングラード』も戦時中のソ連の物語だった

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本当に驚きました

なんて書きましたが、読み終わった後に20年ほど前に見た『スターリングラード』という映画を思い出しました。

 

これも第二次世界大戦中のソ連の映画で、ヴァシリ・ザイツェフという実在した天才スナイパーが主人公のモデルとなっています。

ちなみにヴァシリ・ザイツェフ役はジュード・ロウでした♥

 

この映画でも女性が男性と同じように銃を持って戦争に参加していたのですが、見た時は特に何も思いませんでした(^^;

 

というのも

★ ストーリーの面白さ

★スナイパーの凄さ

★ジュード・ロウの格好良さ

に目を奪われて

女性も銃を持って戦争に参加している

という驚くべき事実にまで考えが及ばなかったみたいです💦

 

ただ、兵士たちの宿舎(男女混合)で女性兵士がアイシャドーを塗るシーンがあって、それを見た時は

日本の戦時下と全然違う!!

と驚いたのを覚えています。

 

主人公のジュード・ロウは、今はちょっとおでこがアレですが💦

映画『スターリングラード』の時はめちゃめちゃ格好良かったですよ(≧▽≦)

 

経血を道路の上に垂れ流しながら行軍するという戦慄

 

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漫画『戦争は女の顔をしていない』と映画『スターリングラード』の舞台であるソ連は社会主義の国でした。

 

自由でのんびりした日本に生まれて「社会主義」について具体的に考えたことがなく、なんとなく

自由がなくていやだな~💦

というイメージで生きてきました。

 

でもそんな生ぬるいモノではないですね。

戦時中の物語だから当然ですが・・・。

 

でもそれ以前に

女性が男性と同じ形で戦争に参加する

ことの恐怖に背筋が凍り付く思いでした。

 

どんなに有能でも勇敢でも、女は「女」で・・・

・ナプキンの支給がなく、経血を道路の上に垂れ流しながら行軍せざるを得ない女性兵士たち。

・ズボンの経血を洗い流すために、敵襲の中を駆け抜けて河に飛び込む女性兵士たち。

・つかの間の休息時間に、持ってきたハイヒールを履いて鏡に映す女性兵士たち。

・支給されたお砂糖を食べずに、整髪料に使う女性兵士。

・「死」よりも男物のパンツしかはけないことが一番怖かったと話す女性兵士。

 

女性というものは、心も体も・・・

戦争でどれだけ人を殺しても、どんなにつらくても。

可愛いことや美しいことに心を惹かれ、自分が美しくないことに耐えられない生き物なんですね。

 

漫画『戦争は女の顔をしていない』は内容は決して明るいものではありませんが・・・

「女」という生き物が、さらに愛しくなるマンガでした。